警察官も完璧ではない。うっかり口を滑らせてしまう事もある。
いろいろ押し問答している間に、盗難通帳はどこで解約されたのかを言ってしまった。これは伏せておくべきだったはず。
さっそく、通帳の持ち主と名乗り、責任者と窓口で面会した。
その責任者はオロオロしながら「知らない」と繰り返した。
短時間のやり取りであったし、大声を出したわけでもないのに、警察官を呼ぶぞと脅された。こちらが被害者であるのに。
別のスタッフが、「ここで解約されたのは誰から聞いた?」と訊ねてきた。
警察官だと答えると、「何でわかったんやろ?」と返答。
やはり、ここで解約されたのだ。それを知っている警察官は当事者なのだろう。